魚人日記

生き物、乗り物、その他趣味を好き勝手記録する魚人の遊び場

【ヤリタナゴ】春の岡山遠征その3 ~ドブを侮る事勿れの巻~

どうも、スマホに内蔵してたmicroSDカードの書き込み回数が上限に達しました、雨鱒です。
それに加えて寿命が近いからかmicroSDの故障や読み込みエラーが相次ぎ、画像がよく取り込めなくなってブログ作成の足を引っ張っている状態です(ブログ遅延の言い訳)
新しいの買わなきゃな……

さて、今回も岡山遠征の記事です。
鉄道趣味を満喫できたため今回は同じかそれ以上に好きな趣味、生き物ガサ採集です。
二日目に鉄道に乗る前に、道中偶然見つけた住宅の間を流れる臭いドブ水路……

一見臭いだけのただのコンクリート水路ですが、水草も生えておりなんか良い感じ。臭いけど。
臭いけど生き物の気配を感じ、ブルーギルでもカダヤシでも何でも良いから捕りたかった僕はおもむろに水草の塊に網を突っ込みました。臭いけど。

20210627055552


ゑ?


!?
!?!?!?!?!?!??????!!!!!???
!?
!!!!!!!!

まさか!!!?
ヤリタナゴ!?

20210627055457

ヤリタナゴ!!!!!
うぉおぉぉぉおぉぉォォォォォォオン!!
……コホン。失礼、取り乱してしまいました。網の中におったのはヤリタナゴです。それも婚姻色バリバリの。今までまともに在来タナゴ類を捕ったこともなく飼った経験もタイリクバラタナゴのみという僕にはこの色は刺激が強すぎました。
写真では伝わりにくいすばらしさ。写真以上の美しさでした。ううむ。
俄然やる気になり、ガサガサし続けます。
網がうなり、通勤通学の方々の横で水しぶきを上げます。(最早ただの不審者)
20210627055531

結局、他の魚に混じり数十分でこれだけ捕れました。
関東では普通こんな臭いコンクリ水路ではドジョウやカダヤシが捕れるかどうかのはずなのです。そしてヤリタナゴは関東では自然度の高い河川や水路を探し回ってやっと一匹見つけられる程度にまで場所によっては生息地が減っている種です。
岡山というフィールドの素晴らしさ、貴重さをつくづく思い知らされ感動させられるとともにヤリタナゴのイメージを色んな意味で裏切られる事態となりました。
おまえ、そんな汚いとこでも棲めるんか……

他にも魚が捕れたのでご紹介。

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おそらくオオキンブナの幼魚

ギンブナの輝きとは違うのでおそらくオオキンブナでしょう(適当)
黒点がついておりゴマ模様になっておりました。

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ドンコの幼魚
ちっちゃくてかわいい。
これくらいのドンコがたくさん捕れました。

この場所での成果はこんな感じでした。普通はこのような臭い水路にも生息しているはずのモロコ系がなぜか一匹も見られませんでしたが、僕は既に大満足でもう帰ってもいいとすら思ってしまいました。

この後更なる奇跡が起きるとは知るよしもなく……

次回、合同採集!やったぜ。