まず最初に。ブログに書こう書こう思うてたことがらがたくさんあったんですが忙しさと眠気からか後回し後回しにしてしまっていたため、既に過去の話になってしまっている話題も多めです(この記事の話題も過去の採集) 、ご了承ください。
また、そういうのはカテゴリで分けますんで、どうぞご利用くださいネ(果たして需要があるのか)
さて。
タイトルの通り2021年3月の採集です。今回は合同採集ということで
ふなのぼりさん (Twitter @gasagasaman )
シマタビラさん(Twitter @erythropterus )
ハルカさん(Twitter @harukafishlove )
のお三方との合同採集となりました!
はぁはぁ言いながら電車に乗り込みいざ出発!
今回の採集場所は茨城県の田舎のため(茨城県はどこも田舎……って言おうとしたら市街地が栄えてる水戸や取手等の県民に失礼でした 笑)、何回か交通機関を乗り換えつつ、目的地へ。
最初に訪れたのは↑の写真のような岸際にたくさんの植生がある自然度の高い場所。
底床が全て泥かと思っていましたが、入ってみると流心周りは柔らかな砂でした。これは色々な魚がいそう!
ガサガサ、ガサガサ……ザブザブ、ガサガサ……
それでは4人の成果の発表です!
カラドンコ
国外外来種です。
初めて見ましたがでかい!
普通のドンコ(西日本に住む在来種)とは体の模様で見分けられます(特徴的なマダラ模様がお腹までついている)
同行者が採集し、この1個体だけしか見つかりませんでしたが、このポイントでは繁殖しているようです……
ちなみにこの個体はハルカさんが持ち帰り美味しく頂いたそうです(笑)
いかついお顔ですねぇ
続いては、
ジュズカケハゼ広域分布種
俗に言うノーマル「ジュズカケハゼ」ですね。複数個体採集できたため、まだまだたくさん生息しているようです。そろそろ繁殖の時期ということもあってメスに(ジュズカケハゼの仲間はメスに婚姻色が出ます)は綺麗な婚姻色が出始めていました。
ちなみに僕は飼育のためメス1個体のみ持ち帰りました。
スナゴカマツカ
おそらくスナゴかと思われます。柔らかい砂底にたくさん生息しており複数個体捕れましたが写真のが特に大きかったですね。
捕れると嬉しくなる中流砂底を代表する種です。
小さめの2個体を飼育のため持ち帰り。
その他、フナ(おそらくギンブナですが詳細不明)、ドジョウ等の普通種も採集できました!
ちなみにもう1ヶ所訪れたのですが、ゴミが多く魚はほとんど採集できず。何か希少な生き物がいるのではないか!と頑張って日が暮れるまで採集し続けたもののフナがいた程度で目立った収穫はナシ。
片付けて帰る頃にはすっかり夜になり、本数の少ないバスにも乗り遅れてしまいました。
ならば、と相談の上タクシーを呼ぶこととしましたが近くの小規模タクシー会社はみんな営業時間外。(タクシーって24時間営業じゃないのね!?)
結局少し遠くの駅前から呼ぶことになりました。
しばらくして来たタクシーの運転手さんは饒舌で、僕ら一行が学生だとわかるとありがたいお話(一部改編の上超要約すると君たちはまだ若いのだから決して思考停止せずに学ぶことを続け、未来へ歩み、止まるんじゃねえぞ……とのこと。)を聞かせてもらいました。
少々値段は張ったけど普段できない経験ができたので結果オーライだね!